この記事でわかること
・おんまく花火大会2025年の開催日時&場所
・穴場情報
・場所取りのポイント
・屋台の場所や時間など
・天候による開催判断
愛媛県今治市で毎年開催される「おんまく花火大会」。
今治市民にとって“夏の風物詩”とも言えるイベントで、例年10万人以上の来場者でにぎわいます。
「おんまく」という名称は、今治弁で「思いっきり」「めいっぱい」という意味。
その名の通り、祭りのフィナーレを飾る花火大会では、スケールの大きな花火が夜空を彩ります。
この記事では、この花火大会を楽しむための情報を詳しくお伝えしていきます。
おんまく花火大会2025の日程・時間
第28回今治市民のまつり「おんまく」花火大会2025は、公式に以下の通り発表されています。
・開催日:2025年8月3日(日)
・打ち上げ時間:20:00〜21:00(予定)
・打ち上げ数:約1万発
1時間にわたり、水中花火や大玉連発、音楽シンクロ演出などが繰り広げられるダイナミックなプログラム構成となっています。
フィナーレでは、おんまくの象徴ともいえる「ワイドスターマイン」が夜空を圧巻の光で包み込みます。
こちらは、今治市のおんまく花火大会。来島大橋が左に見えます。 pic.twitter.com/2ppRGIdW1G
— 天空の旅人達 (@donky2013) June 14, 2025
おんまく花火大会2025の打ち上げ場所
2025年のおんまく花火大会の打ち上げ場所は、例年と同様に今治港防波堤一帯です。
◉ 打ち上げエリア
・打ち上げ地点:今治港・防波堤(海上)
・所在地:愛媛県今治市港町周辺
この海上からの打ち上げスタイルは、おんまく花火大会ならではの特徴です。
視界を遮るものが少なく、広い範囲から花火を楽しめます!
今治城周辺や緑地公園、サンライズ糸山方面など、複数の観覧エリアが存在。
◉ アクセス情報(2025年公式情報)
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JR今治駅より徒歩約25分
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今治インターから車で約10分
会場周辺には交通規制が実施される予定(17:00~22:00頃)。
駐車場は臨時駐車場が市内各所に設置されます。
嬉しいことに無料です。
シャトルバスの運行もありますよ。
※詳細は公式サイト参照
おんまく花火大会2025が穴場スポット
前述の通り、この花火大会は、比較的見通しが良く、どこからでも花火を楽しみやすいところです。
とはいえ、メイン会場は例年非常に混雑します。
「なるべく人混みを避けて花火を楽しみたい」
「静かに眺められる場所を知りたい」
その場合は、ここで紹介する地元で知られる穴場スポットを参考にしてみてください。
サンライズ糸山 展望台
ファミリー層やカップルにおすすめの絶景穴場
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人気度(混雑度):★★★☆☆
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アクセス:◎(車OK/駐車場あり)
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花火の見えやすさ:★★★★★
今治北部にあるサンライズ糸山は、しまなみ海道の起点となる「来島海峡大橋」のすぐ近く。
高台にある展望台からは、今治港をはじめ、花火の全景を見渡せる最高のロケーションです。
道路沿いの案内も分かりやすく、駐車場も広め。
周辺には休憩施設や売店もあり、小さなお子さん連れにも安心のスポットです。
注意点としては、風が強い日もあるため飛ばされない荷物対策が必要です。
↓とてもきれいに見えていますね!↓
#花火 #今治 おんまく
少しピンボケですけど、来島糸山展望台から撮影 pic.twitter.com/7B4j9m1cIZ— しーぼ (@sibo4013) August 8, 2022
今治城(吹揚公園)
歴史と花火を一緒に楽しめる風情あるスポット
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人気度:★★★★☆(夕方から混雑)
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アクセス:◎(駅から徒歩15分)
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見えやすさ:★★★☆☆(視界一部に建物あり)
今治の観光名所・今治城の敷地内にある吹揚公園も、花火を観るには雰囲気抜群。
ライトアップされたお城と花火が同時に楽しめるのはここならではです。
打ち上げ場所からの距離はややありますが、花火の音と光が城壁に反響する感じが幻想的。
また、芝生やベンチも多く、地元の方の定番スポットになっています。
ただし、木や建物の陰になる位置もあるため、早めに場所を確保して視界の良い場所を選びましょう。
↓過去にここから観覧した人の映像からもよく見えることがわかります。↓
今治おんまく花火に行ってきました(゚◇゚)今年は少し離れて、今治城のお堀のところで観覧してみました。今日は風も適度で綺麗に観ることできて大満足~ pic.twitter.com/OZH27COZrA
— umi (@uminomen) August 4, 2019
来島海峡展望館(くるしまかいきょうてんぼうかん)
知る人ぞ知る、俯瞰できる展望スポット。混雑回避に◎
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人気度:★☆☆☆☆(超穴場)
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アクセス:△(車必須)
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見えやすさ:★★★☆☆(遠景から全体を見渡せる)
今治市街地の南側、来島海峡大橋を見下ろす位置にある「来島海峡展望館」。
花火大会当日でも混雑が比較的少なく、三脚を立てて撮影するカメラマンや静かに観賞したい人におすすめのスポットです。
打ち上げ場所からはやや距離があるものの、花火の大きな光の軌道や全体構成を俯瞰で楽しめるのが特徴。
家族よりも、ひとり観賞・撮影派・混雑を避けたいカップルに好まれるエリアです。
近見山展望台(ちかみやま)
今治市街を一望できる隠れた名スポット。夜景+花火の両方を楽しめる高台穴場
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人気度:★★☆☆☆(カメラマン中心)
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アクセス:△(車で約20分+徒歩)
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見えやすさ:★★★★☆(市街全体+花火)
近見山展望台は標高約244mに位置し、今治市街や今治港、しまなみ海道の一部までを見渡せる地元でも知る人ぞ知る展望ポイント。
花火大会当日は、今治港で打ち上がる花火が遠景ながら遮るものなく視認でき、夜景とセットで楽しめる絶景ロケーションです。
特に夜景とのコラボを狙う写真撮影やカップル観賞に人気。
静かに花火を堪能したい方には理想的です。
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第27回今治市民まつりのおんまく花火を見てきました!
前日の三津浜花火は会場から見たので今回は近見山展望台から望遠で撮影。望遠過ぎて大玉がうまく撮影できなかったけど中玉以下は綺麗に撮れたはず…!#おんまく花火 pic.twitter.com/nvtm8ruYDV— Matsu (@matsu_gozen) August 5, 2024
亀老山展望公園(きろうさん)
しまなみ海道と花火を同時に見られる圧巻の“絶景ロケーション”
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人気度:★★★☆☆(写真愛好家に定番)
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アクセス:△(今治駅から車で約40分)
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見えやすさ:★★★☆☆(距離あり・高所から遠望)
今治市と大島をつなぐ来島海峡大橋を渡った先にある「亀老山展望公園」は、標高300mの山頂にある本格展望台。
展望デッキからは、瀬戸内海の多島美とともに今治港の花火を遠望できる唯一無二の絶景スポットです。
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撮影目的の人が夕方から集まり始めます(展望デッキは静か)
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駐車場・トイレ完備、整備された遊歩道あり
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高所かつ風が強いため、上着・三脚・防寒対策を忘れずに
⭐️おんまく花火(今治)⭐️
亀老山展望公園から見ました。花火が上がって数秒後「ドン❗️」と音が聞こえ、不思議な感じでした。ところで、スマホで花火の写真や動画がうまく撮れません。どうしたものやら😆⁉️ pic.twitter.com/P65JU5syTe— しょうたろう (@vwXlyIUal5jn1P5) August 6, 2023
穴場スポットは公式観覧エリアではないため、ゴミを持ち帰る、路上駐車はしないなどマナーを守りましょう。
このように、おんまく花火大会ではメイン会場以外にも魅力的な穴場スポットが豊富にあります。
自分の観覧スタイルに合わせて選べば、混雑を避けて快適に花火を楽しむことが可能です。
おんまく花火大会2025の場所取り情報
前述の通り、おんまく花火大会は、比較的穴場も多く見やすいです。
とはいえ、会場で見る場合や人気のスポットで見る場合には早めの場所取りが必須になります。
↓例年早朝には場所取りをしている人が大勢います。↓
昼からは少し、プライベートに身体を動かす事に!(^ω^)
って言いながら、朝からずっと動いてる気もするけど・・・(笑)実は今朝の6時前に、「おんまく花火」の場所取りも既にしてたんやけど、そのチェックを兼ねてっ今治港までサイクリング♬ pic.twitter.com/goOyIVquSW
— 93kgのプッコラ (@takaboo1010) August 5, 2018
ここでは、場所取りについて詳しく解説していきます!
・人気エリアごとの傾向
・混雑時間
・おすすめ行動時間帯
人気の観覧スポット①:今治港緑地公園エリア
おんまく花火の“王道観覧スポット”で、もっとも混雑するエリア。
このエリアは、打ち上げ場所の正面にあたり、花火全体が遮るものなく視界に入るため、毎年もっとも人気があります。
・場所取り開始の目安:朝8:00〜9:00にはシートが並び始める
・人気の木陰、中心部は10:30ごろには埋まりやすい
・15時以降はほぼ満席、立ち見覚悟になる可能性あり
このエリアを狙うなら、遅くとも午前10時までに到着しておくことが理想です。
日差しが強いため、日傘やポップアップシェードなどの日除け対策も重要です。
人気の観覧スポット②:今治港の岸壁沿い(海沿いベンチ周辺)
海に面したロケーションで、遮るものがなく大迫力!
岸壁沿いはベンチやコンクリートの護岸が多く、芝生は少なめ。
ですが、打ち上げ地点との距離が近く、低めの花火までしっかり見えるのが魅力です。
・場所取り開始の目安:朝9:30〜10:00頃から少しずつ確保される
・ベンチなどの座れるポイントは午前中に埋まることが多い
なお、ベンチの上に荷物だけ置いての場所取りは禁止される可能性があるため、誰かが常駐するようにしましょう。
ゆったり派向けスポット:今治城方面の公園や市役所裏
混雑を避けたい方におすすめの“のんびり系エリア”
打ち上げ場所からは少し距離がありますが、比較的静かでゆったり座れるため、地元の家族連れに人気なのが今治城(吹揚公園)周辺や市役所裏の広場です。
・場所取りピークは14:00〜15:30ごろ
・午前中は比較的空いている
・視界はやや限られるが、高い花火や音はしっかり楽しめる
・帰りの混雑を避けやすい立地なのもポイント
「静かに観たい」「人混みは苦手だけど、雰囲気は楽しみたい」という方にはぴったりの場所です。
近年、場所取りをめぐるトラブルやマナー違反が問題視されることも増えています。

以下の点や公式の発表するルールなどに気をつけて、場所取りをするようにしましょう!
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無人で長時間放置されたシートは撤去される可能性あり
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歩道や通行スペースを占拠する場所取りは禁止
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テントやパラソルなど、周囲の視界を遮る設営物は禁止の場合あり
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スタッフ・警備員の指示には必ず従いましょう
おんまく花火大会2025に屋台はあるのか
おんまく花火大会の魅力の一つが、充実した屋台エリアです。
例年今治港周辺や今治商店街一帯に100店以上の屋台が並びます。
◉ 屋台エリアと時間帯(過去実績)
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出店エリア:今治港緑地公園〜商店街一帯
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出店時間:15:00頃〜21:30頃まで
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出店数:約100〜150店舗(2024年実績)
◉ 人気屋台メニュー
ジャンル | 内容 |
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定番グルメ | 焼きそば、たこ焼き、からあげ、フランクフルト |
ご当地系 | 今治焼豚玉子飯風ライスバーガー、せんざんき(今治の唐揚げ) |
スイーツ系 | かき氷、冷やしパイン、わたあめ |
飲み物 | 生ビール、ラムネ、レモンサワー など |
特に人気なのは、地元グルメの「せんざんき」と「焼豚玉子飯風グルメ」。

これらは早々に売り切れることもあるので、17時までの購入がおすすめです。
おんまく花火大会2025の混雑状況
おんまく花火大会は今治最大級のイベントということもあり、例年非常に混雑します。
特に以下の時間帯は人の流れが集中し、移動も困難になることがあります。
◉ 混雑ピーク
時間帯 | 状況 |
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17:00〜18:30 | 会場入りのピーク。場所取り終了・屋台の行列発生 |
19:30〜20:00 | 打ち上げ前後。トイレ・通路など身動きが取りづらい |
21:00〜22:00 | 花火終了後の帰宅ラッシュ。今治駅は長蛇の列に |
◉ 混雑回避のコツ
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16時までに現地入りし、観覧席&屋台を先に済ませる
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花火終了後はカフェやコンビニで1時間ほど待機してから移動
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交通系ICカードのチャージは事前に済ませておくと◎
おんまく花火大会2025が雨の場合は中止?延期?
天候によっては、花火大会が中止になる可能性もあります。
ただ、対応はその時その時でちがうので、必ず公式サイトやSNSで最新情報をチェックするのがおすすめです。
◉ 過去の対応例
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小雨の場合は開催
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荒天(台風・強風)は中止(順延なし)
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中止の場合は当日夕方に公式SNSやホームページで告知
↓過去には台風により中止のはずだったものが順延になった例もありましたよ。↓
おんまく花火大会13日に順延になったっぽい。まぁ台風来よるしな… pic.twitter.com/JDnJtbSvJx
— えりちょん (@erina0916subalu) August 6, 2017
まとめ
おんまく花火大会2025は、今治市最大級の夏イベントとして、2025年も多くの人でにぎわうことが予想されます。
見どころは、海上から打ち上がる花火の美しさと、地元グルメが楽しめる屋台の充実度。
快適に楽しむには、
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穴場スポットの活用
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早めの場所取り
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混雑時間帯の把握
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天候チェックと雨対策
がポイントです。
公式サイトでの情報更新を確認しつつ、2025年の夏を思いっきり(=おんまく)楽しんでください!